ページトップへ
ページ最下段へ
福祉総合サイト「ハピネス」 知ることから始めよう、快適な社会作り。

HOME > 記事 > 高齢者 の見守りボランティアの体験

高齢者 の見守りボランティアの体験

HN:悦子

高齢者の見守り01

高齢者 の見守りボランティアは、高齢の方の家に定期的にお伺いするというものです。

 

地域の民生委員になったことで、70歳以上のお一人暮らしの方やご夫婦とも75歳以上という方たちの家に定期的にお伺いする見守りボランティアをしていました。

 

そんな私の体験談を紹介します。

スポンサードリンク

高齢者 の家を初めて訪問したときには……

高齢者 の見守りボランティアとして緊張しながら初めて自宅訪問をしたとき、インターホン越しの私の言葉が聞き取りにくかった方がいました。

 

私は何度も自分のことを名乗っていたのですが、「は?」と聞き返され不信感を抱かれたり、「何か御用ですか」と聞かれると返事に困ってしまいました。

 

それ以来、ゆっくりとはっきり、できるだけ明るく聞き取りやすく話すように心がけました。

 

すると、何ヶ月か経つ頃には自宅に招き入れていただいたり、インターホン越しでも「はい、元気です!いつもありがとう」と言ってもらえることも多くなりました。

 

自宅訪問する側もされる側も、慣れるためにはある程度の時間が必要です。

 

お互いが顔見知りでないのなら、尚更かもしれません。

元気な高齢者でも見守りが必要

高齢者の見守り02

私の担当地域で一人暮らしをしている方は、近所に子供さんがおられて家によく来てくれたり、買い物や病院へも車で連れていってもらえるというケースが多く見受けられました。

 

90歳近い高齢者でも、長年一人暮らしをしている方はお元気です。

 

なんでも自分でしないといけないということもありますし、自由に好きなこともできるため、生き生きと暮らしておられます。

 

その方は「娘がおいでって言ってくれるけど、なんでもしてもらうようになったらぼけてきそう」と言っておられました。

 

また、別の方で85歳くらいの女性も、近くに息子さん夫婦がいるとはいえ、普段は寝たきりのご主人と二人で暮らしておられます。

 

ご自身も週に3回透析に通うなどして大変ですが、洗濯も毎日きちんとされ、庭の草取りも休み休みやっておられました。

 

そこで、私が「地域の助け合いのボランティアに頼めば草取りをしてもらえること」や「買い物に行くための地域のバスがある」ことなどを伝えると、早速利用の申し込みをされました。

 

特に持病などを持っていなくて元気にしている方でも、年齢とともに足腰は少しずつでも弱ってくるでしょうし、持病がありながらも病院通いをしつつ暮らしている人も日常生活で感じる不安なども色々あるでしょう。

 

一見すると元気に暮らしている人も、実は話を聞いてみたらこんなことに困っていた……

 

そんなこともあります。

 

人は、自分の弱みを隠したがる生き物……そう思いませんか?

 

そこで、大事なのが『見守り』なのです。

実際に会うことが大切!

高齢者の見守り03

高齢者の見守りボランティアでのそんな体験から、「大変なことは無理せずに依頼できるところがあれば少しお金は掛かっても利用すること」も大切だと感じたものです。

 

とはいえ、中には身の回りのことはできるだけ自分でやり、周囲には迷惑をかけたくないと考える方も少なくありません。

 

そんな場合も、ご本人の気持ちを尊重しながらも無理のないように、周囲に少しずつサポートを求めるようアドバイスする……

 

そこが、高齢者の見守りボランティアの腕の見せどころとも言えるでしょう。

 

ただ、いくら地域でいろいろな福祉サービスがあったとしても、高齢者の方の多くはそれらの情報を文書などであまり目にする機会は少ないかもしれません。

 

ですから、誰かが情報を伝えないといけないと感じました。

 

そういった情報伝達をすることも、高齢者の見守りボランティアができることの一つではないでしょうか。

 

それからもう一つ、見守りの大切さを実感した出来事があります。

 

私の担当地域に住んでおられる90歳近い男性は、運動をされているのでお元気です。

 

まだ車の運転もしているのですが、子供さんなどご家族がいないので定期的な見守りが必要でした。

 

一度訪問した際に車があるのに出て来られないし、電話にも出られないことがありました。

 

心配になって何度も訪問していたら、何度目かの時に元気でいることがわかりホットました。

 

その方のように他に誰も訪ねて来る家族などがおられない場合は、見守りボランティアの存在はもちろん、特に地域や近所の方とのかかわりはとても大切だと感じました。

 

見守りボランティアの良さは、実際に相手の顔を見て、その方の無事を確認できることです。

ボランティアでなくても

高齢者の見守りボランティアとして活動するためには、地域の社会福祉協議会などが実施しているボランティア養成講座を受講しなければいけません。

 

そして、講座を修了し、ボランティアとして登録後に活動開始となります。

 

関心は持っているけれど、日常生活に追われて活動する時間がないと考える人もいるでしょう。

 

ですが、ボランティアメンバーでなくても、見守り活動をすることはできます。

 

  • 近所に住む高齢の方と毎日ごみステーションで会うのに来てない……
  • いつもは夜になると部屋の明かりがつくのに、今日は暗いまま……

 

なども見守りのポイントになります。

 

自宅訪問しなくても、近所に住んでいるだけで気づけることもあります。


筆者情報 筆者「悦子」
■悦子

地域の民生委員になり、見守りボランティアとして高齢者のお宅を回りました。
以来、私自身も地域とのつながりを大切に暮らしています。



スポンサードリンク

スポンサードリンク
記事
2017年11月の記事
幼稚園と保育園…発達障害児の場合  発達障害の子供と療育の大切さ 発達障害?我が子の言動にみる兆候
2017年10月の記事
訪問介護の仕事をして 福祉の仕事をしてきた私の体験談 介護福祉士の体験談 介護職の失敗談~相手の事を考える 介護職の失敗談~失敗からの学び
2017年9月の記事
特別児童扶養手当と発達障害児 障害児の就学~我が家の体験談 障害児の学校選び 子供に合った放課後の過ごし方を! 子供が放課後を楽しく過ごすには?
2017年7月の記事
手話を仕事に活かそう 手話の資格を取る方法 手話は英語だと違うの!?
2017年6月の記事
手話を学ぶ事にしたきっかけ 手話を覚える方法 手話をどこで学ぶ?【独学以外の方法】
2017年5月の記事
サイクリングで筋トレをしよう!  スポーツ吹き矢の健康効果とは 社交ダンスは認知症予防に効果的? 卓球が高齢者に与える効果
2017年4月の記事
ゲートボールは高齢者に大人気!  ウォーキングで健康に! 体操で介護予防を! フラダンスがエクササイズになる!? ボウリングは健康づくりに最適
2017年3月の記事
健康づくり のためのボランティア 高齢者福祉施設への慰問 児童養護施設への慰問 手話のボランティアでスキルアップ! 盲導犬のパピーウォーカーを経験して
2017年2月の記事
ノートテイクで聴覚障害の学生を支援! パソコン を使った点訳のボランティア 病院ボランティア で子供と遊んでみて 高齢者 の見守りボランティアの体験 子供 の学習支援のボランティア
2017年1月の記事
ケアマネージャーは苦労が沢山! ホームヘルパー としての注意点とは? ホームヘルパーの資格を取った方法 介護福祉士 としての酷い失敗談 ケアマネージャー として反省した失敗談
2016年12月の記事
介護 の仕事に就くきっかけをくれた母 療育 に携わりたいと思う理由 介護福祉士 の仕事で求めるやりがい 介護福祉士 は苦労が多く報われない ケアマネージャー として働く魅力とは?
2016年11月の記事
パーキンソン病の発症から介護認定まで 福祉用具は生活に欠かせないもの 義足 だった義父の生活 車椅子 を使う私が一番欲しい福祉用具
2016年10月の記事
介護の相談は介護のプロに! 実母の介護は自分との格闘 介護のストレスを解消するための準備
2016年9月の記事
大変だった息子の小学校生活 ADHDの女子高生の日常生活 通学路と消耗品
2016年8月の記事
発達障害ママの日常 何か違う…気づいた次男の異変 発達障害と共に~それは自分探しの旅 アスペルガー症候群と知ってから
2016年7月の記事
私と母と、生活保護費の受給 生活保護を受けた祖母 
2016年6月の記事
交通事故で変わった生活と物の見方 車椅子での外出で思うこと 松葉杖での長期生活で感じた事 都内の大病院でのトイレ体験
2016年5月の記事
母子父子寡婦福祉資金貸付で高校入学 ヘルパーさんのサポートを得て ひとり親家庭等医療費助成を利用して
2016年4月の記事
私の健康法はウォーキング! 散歩と油絵などの趣味 定年退職後の新生活 
2016年3月の記事
知的障害者施設での作業ボランティア 児童養護施設での遊びのボランティア 地域での介護指導 特別養護老人ホームでのボランティア
2016年2月の記事
重度発達障害の次男との生活 自閉症児育児は山あり谷あり
2016年1月の記事
私が介護の仕事を始めるまで 介護の仕事から感じたこと
2015年12月の記事
ボランティアで子供を支援! わたしのボランティア活動 傾聴ボランティアを始めて
2015年11月の記事
精神障害者手帳の入手 試して体によかったこと うつ病と散歩 統合失調症から学んだこと
2015年10月の記事
双極性障害と訪問看護師の力 躁うつ病発覚から復帰に向けて 急増中!管理職の“鬱病” 強迫性障害から脱出して得た身軽さ 過労からうつ病になった体験
2015年9月の記事
うつ病の体験 気付けなかったパニック障害 うつ病を経験して 不安神経症から教わったこと
2015年8月の記事
双極性障害を発症して うつの発症から好転まで うつ病と障害者手帳
2015年7月の記事
買い物時の何気ない苦労 道のバリアフリー 初めての一人旅 身近に潜むバリア
2015年6月の記事
子連れでの買い物1 子連れでの買い物2
2015年5月の記事
てんかんと運転免許~前編~ 人生の価値を高める職業 てんかんと運連免許~後編~ 年金受給で残る将来への不安 初めての電動車椅子と青春 衝撃!夜勤中に起きた出来事 ヘルパーの資格を取得~前編~ ヘルパーの資格を取得~後編~ 後見人の苦労話
2015年4月の記事
介護保険を活用しよう 膠原病との戦いの始まり 介護サービスを受けるという事 おしゃれな杖で出掛けよう♪ 災害時の障害者対応
2015年3月の記事
老老介護の負担を軽く 介護施設について思うこと 刺激になったショートステイ
2015年2月の記事
自立に向けて 問題点だらけの生活保護 祖母と孫と生活保護 生活保護受給までの道のり 生活保護受給で楽になったこと 祖母の一人暮らし 期間限定!生活保護受給
2015年1月の記事
安心して働ける工夫 放課後、どう過ごさせる? 我が家の子供たち三人の日常 沢山の支えがあって 「小1の壁」を乗り切ろう 両親の協力を得て